

- 頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの全身におよぶ痛み
- 顎関節部やその周辺の痛み
- 耳の痛み、耳鳴り、耳が詰まった感じ、難聴、めまい
- 眼の疲れ、充血、流涙
- 歯の痛み、舌の痛み、味覚の異常、口の乾燥感
- 嚥下困難、呼吸困難、四肢のしびれ
顎関節症とは?
顎周りの痛みや動かし辛さなどを起こしている物をまとめた病名です。
「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
「口が開かない(開口障害)」が三大症状です。
10代後半~30代という若い年代に多く
女性に多く見られる疾患です。自然に治る軽度なものから
仕事はおろか日常生活さえままならない深刻な症状に苦しめられる重症の方もいます。
代表的な症状以外にも、顎周辺だけでなく全身の様々な部位に症状が現れることもあります。

顎関節症の原因
・歯ぎしり
・くいしばり
・悪い歯並び・噛み合わせ
・ストレス
・外傷 など
現代人は顎が弱くなっている?
近年、顎関節症は増加しており、これには柔らかい食べ物の多い食生活から「噛む力」が弱くなっていることが関係しているのではないかと言われています。伝統的な日本食に比べ、ハンバーグやスパゲティといった現代人の好む食事は噛む力も回数も少なくて済むので、顎が運動不足になり筋肉が衰えてしまっていることが考えられます。そのため顎関節の動きをしっかり支えることができず、発症しやすくなっているという訳です。
顎の衰えは顎だけの問題には留まりません。顎の運動不足では脳への血流量も少なくなり集中力も落ち、顎が弱いときちんと噛みしめることができないので力が出ないし平衡感覚も低下、身体能力に大きく影響するのです。また子供の頃からこういった生活習慣を続けるということは骨格や筋肉の発達に影響があると思われます。顎を衰えさせないよう生活習慣を見直すことが必要なのかもしれません。
生活指導にはどのようなものがありますか?
顎関節症は、日常生活における行動や癖が症状と関係している場合がありますので、ご自身で気を付ける事で症状が軽くなる場合があります。具体的には、「顎関節や咀嚼筋への負担を減らすため、硬い食品や長時間の咀嚼は避ける、頬杖をやめることや猫背などの姿勢をよくする、また、仕事中や休息時に上下の歯が接触していることに気付いたら歯を離すようにする、そして、特に強い心理的な緊張を感じる環境があれば、それを改善し避ける」などです。
顎関節症のともす鍼灸整骨院の治療方法
骨格のゆがみからくる顎関節症の根本改善を行うには、肩こりなどの症状を改善していきながら身体の左右差を取ったり胸郭の位置を上げる必要があります。身体全体のバランスを整えながら骨盤・背骨・肩の骨の歪みを整えて、顎に出ている症状を抑えることができます。
八戸市のともす鍼灸整骨院では各患者さんに合わせたオーダーメイド治療で、症状改善を図ります。